Hi,Misakiです。

家族・友達・同僚など他人がどう自分のことを思っているか気になって仕方がないし、とっても疲れちゃう。
他人がどう思っているか深く考えてしまうHSPの特性を持った私でも、心の持ち方をより良くできる本はないかな?

結論、反応しない練習という本をオススメします。
これは私自身HSPかも知れなく、今がどう思われているかすぐ考えてしまう私が重宝している本です。
今回の記事では、重要だと感じた本の要約・この本をオススメする理由・どんな人に読んで欲しいかなどについてご紹介していきます。

反応しない練習 H SPかも知れない私が重宝している本
簡単な本のご紹介
・作者: 草薙龍瞬(インドで仏教徒と共に社会改善NGOと幼稚園を運営する他、日本では種に属さず、実用的な仏教の[本質]を、仕事や人間関係、生き方全般にわたって伝える活動をしている。)
・出版び: 2015年7月
・著書: 「これも修行のうち。実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活」「大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ」
【反応しない練習】この本をオススメしたい方とその理由
こんな経験はありませんか?

もし1つでも以下の例に当てはまったら、この本を読むことできっと悩みを解決するステップに踏み出せることだと思います。
・友達・上司に言われたあの嫌な言葉が心に残って、ずっと落ち込んでいるし、イライラしている
・相手が不機嫌だと自分が何か悪いことをしたんじゃないかと思ってしまう。
・将来がどうなるか不安で仕方がない。
・前にあんなことしてきた人だから一生許せないし、仲良くできる気がしないと思ってしまう。
結論:ネガティブな感情にコントロールされるのではな心穏やかにすごした方におすすめ
上記の例のように、本当はそんな思いを減らして心穏やかにすごいしたい。なんでこんなイライラしていたり、不安に思ってしまうのか自分でもわからない。でも、どう解消したらわからない。
そう思っている方におすすめな本です。
HSPかなと思う方にもおすすめ
HSPかなと考える私自身が、この本に大きく支えてもらい、心の指針になっていた経験から、HSPの方にもオススメな本だと思います。
その理由は、HSPの方の中には”人の考えていることや感情を深く見てしまう” “相手が不愉快そうだと、自分が原因なのではとずっと考えてしまう”特性を持っていると言われていて、それは時に心を疲弊させてしまう原因になるかもしれません。
そんな中、この本はそのような相手の感情・考えていることに気を配りすぎてしまうHSPさんにとっても役立つ、心の持ち方についても提唱しています。
ご購入はこちらから! ↓
私がこの本を手に取った理由
今もまだ改善中ですが、過去の私はこのような状態でした。↓

②いつも”何か頑張ってなきゃいけない。こんなだらけている自分は最悪。”と考えるようになり、常に何かに取り組んで忙しくする。
③少しでも自分の思うようにいかなかったり、結果が出ないと、”自分ってなんでできない人間なんだろう。自分って本当にダメな人間だ。”と落ち込む。
↑一般的には”自己肯定感が低い”に当てはまるのかなと思います。
④自分にムチを打ち続けている状況なので、定期的に高度の熱を出したり、大学3年生にして帯状疱疹にかかる。
自分の結果や体調管理に不甲斐なさを感じる自分をまた、友達と比較してしまう。
①→②→③→④の負のループ
この負のループにいた時に、この本をamazonでたまたま見つけたのです。
この本には、私がまずなぜそんな感情になってしまうのか。ストレスなく、ネガティブな感情に自分が支配されないようにするには、どのような心の持ち方が必要なのかと学ぶことができました。
結論、他人と比較してしまい何か頑張っていなければいけないと思い込んでいたのは、きっと”認めてほしい””私にもできるんだよと見せつけたい気持ち”、つまり、承認欲によるものだった認識することができました。
正直、未だ承認欲によってネガティブな感情に自分が支配されてしまうときはあります。しかし、継続的にこの本を読み、実践することでそのような感情を持つことが減ったと感じています。
本の要約1:反応する前に「まず、理解する」
1: 人生悩みあるのが当たり前

まず、”人生には悩み・問題がつきもの”という現実を受け入れましょう。
“それに困っているのに、それならこの本読む気なくなる。”と思うかもしれませんが、どんな人であっても、人生悩みや問題はなくならないのだから、逆に”ある”ものは”ある”と理解してしまう。
そのように理解するようにすると、少し楽になりますし、心穏やかに過ごすための心の持ち方を始める他ののスタート地点に立つことができます。
また、自分だけでなく羨む相手だったり腹が立っている相手でも、”この人も他の場所では何か悩みや苦労があるのかもしれない。私だけではないんだ。”と考えたら少し仲間意識が出てきて、さらに気が楽になりませんか。
2: 悩みや問題に”反応しない“こと
では、悩みや問題がなくならないと理解したら、次のステップはそれらに”反応しない”こと。
というのも、その悩みや問題の種は、常に満たされない欲求です。
それは三代欲求と言われる、食欲(食べたい)・睡眠欲(眠たい)・性欲(交わりたい)の他に、<strong>承認欲(認められたい)</strong>・怠惰欲(楽をしたい)など7つの欲求があります。私の例でも、”常に頑張らなきゃ”という考えも満たされない承認欲によって起こっています。
では、どのようにその欲求に向き合えばいいのでしょうか。それは以下の通り。↓
1.人生悩みや問題はつきものだと肯定する。
2.その悩みや問題は人間の満たされない欲求から生じる。
3.またその欲求も常に渇いていて欲しているのだと理解する。
このように理解することで、欲求による感情も、人生につきものなんだ。と理解しやすくなります。
3: 自分で自分を認めることで厄介な承認欲への反応を止める

7つの欲求の中でも特に承認欲はとても厄介です。
というのも、あなたを認めるか認めないか(褒める・目を向けるなど)は他人がすることであり、自分ではどうすることもできないからです。
まず、いい成績をとって褒められたい。可愛くなってみんなから愛されたい。大企業に就職してみんなから認められたい。のような、承認欲を”モチベーション”とすることに対してはあまり問題はありません。
しかし、それがいつの間にか“目的”となってしまうと、他人があなたを認めなかった時には、”目的が果たせなかった=欲が満たされなかった” ことになり、動揺したり・自分はできない人間なんだと落ち込んでしまいます。
承認欲は誰にでもあります。
大切なのが、”私は認められたいんだ。承認欲があるんだ。でも、こんな人(家族・友達・社会・組織)に認められたとことろで、それが一体なんなんだ?大切なのは、自分自身で認めること・納得することなんだ。“と、超クールに考えることです。
自分の中でゴールを決め、それに向かって突き進めば、達成感も味わえますし、自分で自分ことを認めることができます。
他人に認められたいという承認欲は“もっともっと!”といった具合で、終わりがなく、自分が疲れてしまうだけなんですよね。(と私自身痛感しました。)
マイナスの感情で損しない 相手はいつでも”初めて会った人”

自分の考えや思っていることが数分前・1日前・1ヶ月前と違うように、相手も常に変わっている人なのです。
そんため、”こんなこと言ってきた人だからもう関わりたくない・ひどいことしてきた人なのに。”と悲しく思った経験があった場合、時間が経っても引きずることがあるかもしれません。
しかし、これは自ら過去のことや過去の相手を持ち出して、相手を拒否しているだけであり、相手はすでに違う新しい人なのです。自ら”今もこういう人であるに違いない”と押し付けて、モヤモヤをわざわざ抱え続けているのです。
(自分も人もすぐに変わるわけではありませんが、)その人と良好な関係を築きたいのであれば、人も心も無常であることを忘れず、相手はいつでも初めて会った人として心構えすることが大切です。
そうすることで過去の相手だったり、過去の言動をわざわざ持ち出してモヤモヤする必要はありません。
ネガティブな感情に反応しないための効果的な実践方法
1:心の状態にラベルを貼る

相手にイライラしている時・過去のことで落ち込んでいる時・あれもしなきゃこれもしなきゃと焦っている時・将来のことが不安になってしまっている時・SNSで他人と自分を比較して羨ましいと思っている時。このような感情にラベルを貼りましょう。
“自分は今落ち込んでいるんだ”と心の状態にペタリと名前を張ることで、客観的に心の状態を理解するのです。(仏教の世界では“ラベリング(ラベリング貼り)”と呼ばれていて、メンタルヘルスの基本とされています。)
このラベリングは、ネガティブな感情の時だけでなく、ハッピーでポジティブな感情の時に行うのも効果的です。例えば、”朝コーヒーを飲んでいるときは幸せな気分になる。””この友達といる今の時間本当に楽しい。”など。
感情は目に見えるものではないので、客観視しないとどんどんながれていってしまいます。そのため、このように自分のハッピーな感情を知ることで、自分の幸せな感情をもっと大切にしていこうと考えることができます。
2:目を瞑る

まず、この本では、考えたり・思い出したり・自分で勝手に感じているプレッシャーのように、頭の中でぼんやり何かを考えている状況のことを”妄想”と呼んでいます。
仕事や家事に追われてあれもこれもしなきゃというプレーシャー・将来うまくいかないんじゃないかと想像して不安・さっきのあの人の発言が気に食わなくてモヤモヤしている。など。
そのような時、目を瞑ることによってそモヤモヤ=感情は”妄想”であることに気づけるのです。目を瞑るのは5秒でも1分でも構いません。
例えば、ある人のあの発言が気に食わなくてむしゃくしゃしている時。1回目を瞑ってみてください。
目を開けてみると、むしゃくしゃは現実には存在せず、頭の中で過去のその発言を自分自身が持ち出してイライラしているのです。つまり、むしゃくしゃの原因はもう相手やその発言ではないのです。
これを理解することは簡単ではなく、私も未だ苦戦中なのですが、このむしゃくしゃ(=妄想)が視覚と違う場合、これはもう自分が問題ということです。
3:体の感覚を大切にする
疲れていたり・ストレスが溜まっていたり・何かずっと食べたくなる時は、一旦外に出て散歩したり、エクササイズをするのが効果的というのを聞くことがありませんか。
これは、自分の意識がイライラや食べたいという欲といった自分の内側の感情に向いているからこそ、自分の外側=体の”感覚”に意識をすることで心をリフレッシュできるのです。
ウォーキングでなくても、ストレッチする・お腹の膨らみを感じてみる・腕を動かしてみるなどなんでもいいのです。
“悩みはいつも心の内側”に生じるからこそ、これ以上無駄にネガティブな感情に振り回されないように、心の外にある体の感覚に意識を向けることがベストなのです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事では、私が心の持ち方について1番学んだ本、草薙龍瞬による反応しない練習-あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」についてご紹介させていただきました。
ネガティブな感情や他人の目を気にしすぎることなう心穏やかに過ごしたいという方の少しでも役に立つ記事でしたら嬉しいです。
今回は以上です。
Seeya
Misaki
Latest posts by misaki0324 (see all)
- 【メリットしかない休学】 卒業した現在の正直な感想 - 2023年5月15日
- 学校の友達と合わないのなら、無理に作らなくて大丈夫である理由。 - 2023年4月17日
- 休学2年×新卒就活しなかった私が、年収460万の仕事を決めた方法 - 2023年4月14日
コメント