Hi, Misakiです。

・人生100年時代と言われているけど、これからの人生をどのように生きていくべきなのか指標をくれる本はないかな。
・テクノロジーや働き方がどんどん変化していて、お金や幸せに対してどのような考えを持っていけばいいんだろう?
そんなお悩みを解決します。

今回の記事では、橘玲さんによる「人生は攻略できる 君たちはこれからどう生きるか?」 の本をもとに、
・新しい時代における、人生の攻略方法
・人生のゴールである幸福になるために何をすべきか についてシェアをしていきます。 (トピックが多いため、本のポイントと個人的な面白いと感じた発見に絞って紹介していきます。)
人生は攻略できる 君たちはこれからどう生きるか? 書評

今回紹介する「人生は攻略できる 君たちはこれからどう生きるか?」は橘玲さんによって書かれました。
橘玲さんが著者の代表的な作品としては、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」「言ってはいけない 残酷すぎる真実」などがあります。
現代では、テクノロジーがとんでもない勢いで発展していて、数年前、10年前使えた知識やルールがすぐ使えなくなってしまっています。この本は、そんな新しい時代のルールを理解して、生きて行くために大切な攻略法を教えてくれ、個人的に定期的に指標として読む本になりました。
新しい時代における人生の攻略方法 要約
評判経済とネットワーク経済(社会資本)

いきなりですが、Airbnb Uber Linkedin crowdworks 食べログ などのサービスに共通しているものは何でしょうか?
答えは、評判(つまりいいね、お気に入り)が大きな力を持っていること。
例えば、Airbnbを使う時、過去に泊まった宿泊者による評価を見ますよね。また、crowdworkやcoconalaといったスキルを持っている個人に仕事を依頼するサービスでは、過去の依頼者からのコメントやお気に入りの数などの評判をチェックすることかと思います。
評判のいいホストのステイ先に泊まる。評判のいい運転手の車でライドシェアをする。評判の評判のいい個人をヘッドハンティングする。評判のいいレストランで食事をする。
このようにいい評判を持っている場所、個人にお客さんが集まり、結果として利益も増えることを評判経済といいます。
つまり、日本では実感しにくいかもしれませんが、シェアがますます進むこれからの時代、”人生を攻略する”人はこの評判経済の中で、評判を多く集めた人なのです。

また、その評判とともに大切なのが、それを拡散できるネットワークを作ること。結論、このネットワークが集まっている人とは、ギバーであることが多いです。
どのようなギバーかというと、面白い情報を教えられる人/面白い知り合いを紹介できる人である事が多いです。そして、そのような人はネットワークを大きくすることができ、結果、 仕事をゲットしやすかったり、いい評判が集まり、大きな金融資本につながっていきます。
この評判経済とネットワーク経済では、どこに勤めていたか(つまり会社)ではなく、個人としてどんな評判を持っているのか。という点が大事になってくるため、働き方・仕事の就き方にも起きな変化をもたらしています。
自由とは、嫌なことを嫌と言えること(金融資本)

「自由って何?」「自由ってどんな状態を表すの?」と聞かれたら、定義するのがとっても難しいですよね。
日本では現在、ほとんどの私たちは住むところ・結婚するパートナー・どんな仕事をするか自由に決めることができます。
しかし、実際、法律などのルールにある程度縛れていたり、何かに依存しているのが事実です。
というのも、職場でのパワハラや家庭内でのDVが起きてしまた場合、経済的に不安を抱え、パートナーや職場に依存している人は逃げられません。逆に、経済的に独立している人に対してパワハラやセクハラは起こりにくいのです。
そのため、筆者は「自由」を「経済的」に定義するのなら、「国家にも、会社にも、家族にも依存せずに生きていくのに十分な資産を持つこと」ではないかと主張しています。
確かに、もし十分な資本、経済的不安がなければ働かない選択をすることは容易ですし、暴力を振るってくるパートナーから逃げることも可能です。(経済的な観点で)
経済的自由、つまり、十分な金融資本を持つことは「嫌なことを嫌と言える」、「理不尽なことが起こったらすぐに別の場所に移動できる」こと。
「やればできる」ではなく、「やってもできない」を前提に(人的資本)

親に、「やればできるから頑張りなさい!」と言われた経験、また、自分自身にも、「やれば自分はできるんだ」と言い聞かせた経験は少なからずあるのではないでしょうか?
しかし、そのやればできることに「無限大の努力を注げますか?」と聞かれたらどうでしょうか。
もし、圧倒的努力ができないのであるならば、それは無意識の自分が「それは自分らしくない」と知っているから。
確かに、私の場合、ブログを書くことだったり、何か作ることは本当に時間を惜しまず、努力もできます。しかし、やったらできるかもしれない、でも、好きでもないスポーツを特訓する気には一切なれません。
なので、「やればできる」ではなく、「やってもできない」を前提に、いくらでも努力をすることができる、つまり、自分に合うこと・好きなことをしましょう。
これは特に仕事において重要で、「やれば自分もこの仕事ができるようになる」「頑張ればこの会社でも馴染める」ではなく、なんとなく無意識の自分が知っている自分らしい・好きな仕事をすることが大切です。
そうすることで、好きなことだからこそ頑張れる。→頑張ったからみんなから評価される。→モチベーションがアップする。という好循環が生まれてきます。

しかし、ここで、「得意なこと」と「好きなこと」が違うとき、どちらをとればいいの?という質問も上がってくるかと思います。
その場合、一般論として「好きなこと」より「得意なこと」を選んだ方がうまく行くことが多いです。
というのも、得意なことって好きではなくても、嫌いではないことが多いかとおもいます。
アメリカでは、「ビジネスで成功してから好きなことをやるというライフスタイル」が定着しているように、得意なことで金融資産を築いて心に余裕を持ってから、好きなことをする方がずっと幸せな人生になります。
どうすれば幸せになれる?
幸福の土台は「お金」「仕事」「愛情・友情」

お金・仕事・幸せの3つのポイントに沿って攻略法についてシェアしました。
しかし、一般的に、ジェンガと同じ?で、これら3つとも土台がそろっていたら最強の幸福の土台なのですが、幸せと感じる基準は人それぞれですし、どのような人生を選ぶかは人それぞれという前提があります。
例えば、貯金も少ないし、仕事も不安定だけれども、恋人や友達にいつも囲まれていて充実している人。
新天地だから友達や恋人がいないけれど、IT企業に勤めていて正社員として給料もそこそこもらい、お金に余裕があってソロを楽しんでいる人。
1この土台でも、2個だけでも十分幸せと感じることは可能いろんな形があるけれど、逆に、不幸は1つの形しかなく、それがこれら3つともないことです。
それを避けるためにも、今持っている土台を固めてから、更なる幸せのためのもう1つの土台を築いて行きましょう。
そして、その幸福の土台を手に入れるために、新しい時代のルールを理解して、先ほど紹介した攻略法で正しい選択をすることが大切なのです。
ものより体験が幸せにする

幸福の土台に加え、「幸福感」においては、「モノよりコト」の方が長く続くということが幸福の研究で明らかになっています。
・モノというのは、高級ブランドの服やバックを買うこと
・コトというのは、友達や恋人とのイベントであったり、体験のこと
というのも、形あるものはどんどん流行りに遅れたり、古くなて老朽化するけれど、心の中にあることは脳のポジティブな作用によって、どんどん美化されていきます。
美化だけではなく、人との会話で繰り返されたり、時間が経ってもその思い出話で盛り上がることもできますよね。
コトはいいことだけではなく、きっと辛い経験や悔しい経験も含まれます。
しかし、常にいいことばかりの物語よりかは逆境を乗り越えて成長した物語に人は耳を傾けたいのが事実です。
なので、人生100年時代において、若いうちから何よりコトをたくさん積み上げることが大切です。
最後に
最後まで読んでいただきありがというございました。
今回の記事では、橘玲さんによる 「人生は攻略できる 君たちはこれからどう生きるか?」 の本をもとに、
・新しい時代における、人生の攻略方法
→評判経済とネットワーク経済
→自由とは、嫌なことを嫌と言えること
→「やればできる」ではなく、「やってもできない」を前提に(人的資本)
・人生のゴールである幸福になるために についてシェアをしました。
私も他の橘玲さんの本を読んでみたいなと思いますし、この「人生は攻略できる 君たちはこれからどう生きるか?」読んでみたいと思うきっかけになれば嬉しいです。
今回は以上です。
Seeya
Misaki
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