Hi, misakiです。

留学やワーホリなどで海外にいくと価値観や考え方は変化するのかな?
「海外行って変わったね。」と言ってくる人もいるけど、変わることは悪いことなのかな?
今回はそんなお悩みを解決します。

今回のブログでは、直近でニュージーランドとオーストラリアに1年3ヶ月長期滞在した私が、
・価値観・考え方が変わることは悪いことではないという主張
・海外滞在で変わった10の価値観と考え方 についてシェアしていきます。

海外に行って価値観が変わることは「当たり前」で悪いことではない
なぜ当たり前なのか

結論、海外に行かなくても新しい人と出会ったり、違うことに挑戦したり、触れることで価値観や考え方は常に変化し続けています。
昔は苦手だったけど、好きになったもの(食べ物)なども、それに対しての考え方・感じ方が変わったから起こるわけで。
そのため、日本を飛び出して異国の地に行ったらなおさら、今まで知らなかった・見たことのなかった景色や新しい考え方を持つ人と出会うのですから、考え方や価値観に大きく影響するのは当たり前なこと。
それも、留学を始めた初期と、終わりに近づいた時にはまた全然違う価値観・世界観を持っているのも何も不思議ではないと考えます。
なぜ悪いことではないのか
「海外に行って変わったね~。」と言う人がいるかもしれません。(嫌味や皮肉を込めていう人も、単純に変わったと感じることを伝えてくる人も)
しかし、変わることは一切悪いことではありません。
あなたの考え方や価値観が変わったのは、受動的にも能動的にも新しい人・価値観・世界・文化に触れた結果起こったものであるから、むしろ歓迎すべきポジティブなことです。
価値観や考え方が変わったら、今まで一緒にいた友達やパートナーなどとの人付き合い、彼らに対する考え方も変わってしまうかも知れません。また彼らと一緒いる時間に対して「ちょっと価値観合わないな」「前ほどたのしくないな」「居心地が悪いな」と感じる場合もあるかもしれませんが、これも悪いことではありません。
海外での滞在を通してでも、そうでなくても、価値観や考え方の変化、それに伴う人付き合い・時間・お金の使い方の変化は、「成長」の1パーツだと考えてもいいのではないでしょうか。
1年間の海外滞在で変わった10の価値観・考え方
自分を大切にする重要性

日本に比べ比較的「個人主義」で自分を1番に優先する人が多い海外。(本当にその人によります)
日本では「自己中心的」「協調性がない」とネガティブにジャッジされがちですが、海外では「個性がある」「自分を大切にしている(肯定感が高い)」とみなされる事が多いです。
私自身、1年以上の海外での長期滞在を通して、もっと「自分が何をしたいか」「自分は何が嫌か」「どうなったら自分の気持ちがハッピーか」をより考えるようになり、自分を大切にする重要性に対する考え方が変わりました。
【お金】 満足度の変化
日本にいた時の私は、お金を払う分だけ、楽しい事ができ、自分が満足できると考えていました。
しかし、東京のような何もかも手に入れられる場所ではない、海外のど田舎で過ごしたり、日本にいた時は違う過ごし方をした結果、自分が幸せだな感じたり、満足する基準が明確になり圧倒的に低くなったと感じます。
例えば、ビーチで寝っ転がって本を読んでいる時間は本当に自分が「幸せだな」と感じていることに気づき、金額と満足度は一概に比例しないんだなと。
一方、旅が大好きなので自分がその時間を最大限に楽しめるための出費は惜しみません。
つまり、海外でしばらく滞在したことで、自分が満足する基準が明確になり、お金の使い方に妥協をしなくなりました。(妥協して満足しないものにお金を使わないことと、満足することへの出費は妥協しないこと両方。)
人に合わせる不必要性

日本では協力的でみんなと同じように動くことがいいとされているかもしれません。
しかし、海外では個性的で、自分のしていることに自信を持ち、1人でもしっかり動ける人の方が魅力的と思う人の方が多いと感じました。
どのようなファッションをするか、どこにいくか、ということから何か大きな決断をすること(進学・キャリア)まで、全く無理して人に合わせなくても良いんだという考え方に変わりました。
ファッション・ものは最低限でいい
日本はとっても便利で、簡単に物が手に入り、たくさんのものに溢れている国です。他国から見ても日本の大きな魅力の1つかもしれません。
しかし、日本から海外にいくと日本では必要に感じていたものや服も、案外最低限でいいことがわかります。(わたしは特にファッションにあまり興味がないので。)
欲ではなくて必要か必要でないかで、ものや服を選び買うようになったのは大きな変化の1つです。
違う意見を受け入れる寛容性・多様性がついた

海外に行くと文化・人種・言語・考え方・意見などたくさんの新しいことに出逢います。
その時に、「日本だったらこうなのに」 「わたしの文化の方が優れてる」などのように考えてしまうと、せっかくの異国の地での吸収を妨げてしまいます。
海外での滞在を経験し、その多様性を受け入れる寛容さがさらについたかなと感じますし、この寛容さの変化は人とのコミュニケーションにおいて大切だと考えます。
ありのままの現状を受け入れられる柔軟性
多様性を受け入れる寛容さの変化とともに、ありのままの現状・事実受け入れられる柔軟性がつきます。
海外での滞在中は、ハプニングや思い描いていた状況とは違う事がよく起こります。
しかし、言語も文化も人も慣れない場所であるからこそ、その現状や事実をありのままに受け入れ臨機応変に対応しないと、事が大きくなることも多いです。(特に日本の時間厳守であったり、便利な環境を当たり前としてはいけません。)
悲観したり、引きずるのではなく「これからどうするか。」という考え方に変えていけたのは、海外滞在が大きなきっかけです。
【生き方への考え方】 選択肢の多さに気づけた

海外に行くと視野が広がると言われる事が多いですが、それは当然のことです。
そして、日本では出会わない壮絶な経験をした人や、メジャーでない生き方をしている人にたくさん出会う事ができます。
私は、ニュージーランド滞在中、ずっと年上の方で旅をしながら人生を楽しんでいる人にたくさん出会いました。幸せと感じる生き方は人それぞれだし、一般的な「大学を卒業し、みんなが知っている大手企業に就職して、結婚や家族に恵まれる」という生き方がみんなに当てはまるわけでは全くないのだ感じました。
海外に行くと、生き方への考え方が変わるきっかけであり、たくさんの選択肢や可能性があることを知れます。
断る・逃げる勇気
日本では世界でも有数の安全な国と言われています。そのため日本では当たり前にできていたことも、海外では危険だったり、盗まれる可能性があったり。
異国の地での滞在を最大限に楽しみたいからこそ、安全性の責任は全て自分であることを自覚する必要があり、断る勇気・逃げる勇気がとても大切だと学ぶ事ができます。
【仕事・キャリア】 経験がモノを言う

日本では、「会社」(例:楽天)で就職を決める人が多く、「仕事・部署」で就職を決める人が少ないと感じます。
それは会社側も一緒で、新卒採用であれば一斉に研修をある一定期間受けてもらって、その後「仕事・部署」を割り振ります。(希望の部署を通せることもあればないことも)
つまり、日本では仕事やそこで培う経験に能動的かと言われたらそうではないと私は考えます。(就活をしていないのでわかりません) なので、「配属ガチャ」というような言葉があるのです。
しかし、海外では仕事・ポジションで仕事を決める人がほとんどです。
それは自分の持っている経験やスキルが活かせるからであり、会社側もそこに通じる経験を持ち、即戦力となる人を欲しています。時間をかけてあなたを研修して育てたい会社はとっても少ないです。
それは、アルバイトという段階から同じで、経験があると採用されやすく、いくらやる気があっても経験がないと難しいのが事実。
特に海外で働きたいと考えている私にとって、とにかく「経験がものをいう」ことを学べたのは良かったですし、経験を積む必要性を痛感しました。
マスク 義務と推奨と権利をはっきり分けている
海外の人は政府による義務・推奨・権利をしっかり切り分けています。とてもわかりやすい例が、パンデミック禍におけるマスクの着用。
海外の多くの国では、マスク着用の義務と推奨は切り離されており、国民も義務の時はしっかりつけるけど、そうでなければつけない人が多いです。
日本では強制させる事が(法律上)できないので、推奨を国民に投げかけていますが、義務と周りの人の目線・プレッシャーを混同させてはいけないと考えます。(周りがやっている事が義務ではない)
特に私はパンデミック禍に海外に滞在していたからこそ、義務・推奨・権利に対しての考え方が変わりましたし、自分の人生のために、事実は何で、自分が何をすべきかと自身で切り分け、行動する大切さを学びました。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のブログでは、ニュージーランドとオーストラリアで1年3ヶ月長期滞在した私が、
・価値観・考え方が変わることは悪いことではないという主張
・海外滞在で変化した10の価値観と考え方 についてシェアしました。
留学やワーホリなどで海外にいくと価値観や考え方は変化するのかな?海外行って変わることは悪いことなのかな?と不安に思っている方にとって、少しでもお役に立つ記事でしたら嬉しいです。
今回は以上です。
Seeya!
Misaki
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コメント
こんにちは!大学を4年生を1年休学し、さらに1年するかどうか悩んでいる5年生です。(復学はしており、やっぱり卒業する?しない?を決めるリミットギリギリで焦ってますが)
私も留学して、本当に同じように価値観が変わりました。(満足度とお金の話とかすごい感じてました!何もない自然の中大好きです!)
素晴らしい環境から昨年末に帰ってきてからは「周りに合わせて就活!」とか考えられなくて、でも段々と自信がなくなってきて、苦しみました。周りに流されないぞ!と頑張ってましたが、やっぱり良い会社に入らないとやばいんじゃないか、、とか気になって。HSP体質も災いして?考え込んでしまい、ずるずるとただ就活時期を遅らせただけのやつ、みたいになってしまってます。こんな精神状態では卒論書こうにも手につかないし、大学生活での夢が長期留学だったから、叶えた後宙ぶらりんになってしまってるし、、いい加減決めなきゃと思うのですが、就職先にも進路に納得せず…
海外で働きたい、と思った時に「じゃあ何の経験が必要なんだ?」「何の学歴が欲しい?」が今わかっていません。
どうお考えなのかお聞きしたいです🙇
長々とすみません!
コメントとそして細かく考えを教えてくださりありがとうございます!!🙌
まず大学生活での夢だった長期留学お疲れ様でした!(休学して?)留学することってメジャーな流れとは違う一歩踏み出したことに挑戦していたと思いますし、たくさん考えて勇気がいることだったかと思います。
そんな経験をしたからこそ、きっと、そのまま自分の道で頑張りたい!やりぬくぞ!って思っていても、やはり周りの人に目を向けてしまうと焦ってしまったり、不安になってしまったりしますよね、、😢私も診断こそされてはいませんが、HSPだと感じているので、勝手にですが、共感できます。
日本での就職先は決定されているのでしょうか?少しわからないのですが、海外で働きたい!という思いがもしあったら、その思いを大切に、これからの将来にフォーカスして海外でもうワーホリなどを使って1年住んでみるのはどうでしょうか。「経験や学歴がないとダメだ」「このお仕事をしたくて海外に行きたいんだ。」というはっきりした目的や理由がなくてもいいかと思います。(数ある中の一意見として捉えていただけると嬉しいです。)
というのも、まずは、不安や焦りがどこの側面から来ているのか見直してみるのがいいかと思います。
例えば、いい会社に入らないといけない、就職しなければいけないという焦りが「お金」という面からもし来ているのであれば、例えば今オーストラリアなどでは、バリスタやファームでのお仕事でも、日本の新卒のお給料よりはるかに時給がいいです。そのため、ワーホリに行くことで、そのお金という面は一年級額または海外に行っても新卒で働くのと対して変わらないですし、かつ、ここで働いていきたいのか。やっぱり日本がいいのかもう一度知れるチャンスにもなります。
また、その焦りがいわゆる新卒ブランドや「年齢」から来ているものであれば、やり方が少し変わってくるかと思います。というのも、新卒という枠で入りたいのであれば、確かに採用される時期が決まっているので、やりたいことや希望の会社ではなく、その時期に焦点を当てる(優先する)べきかもしれません。しかし、海外で働きたい!という思いが強いのであれば、海外では新卒枠というのがむしろ少ないので、年齢で焦る必要はなく本当に経験を積んだ人が採用されるため、優先すべきはとりあえず就職ではなく、仕事にしたいかもしれない経験を積むことが第一優先かもしれません。(就職のきっかけとなるネットワーク作りも自分次第ではできるかもしれませんし。)
私自身、現在、休学2年をし復学中で、来年の3月には卒業だというのに、就職先は決まっていません😇
というのも、今、オーストラリアで就活に似たようなことをしており、マーケティング系のポジションでアプライをしています。このポジションに興味を持ったきっかけがこのブログを始めたことで、3月からだんだんマーケティングのお仕事に興味を持ち出し、この一年間はインターンシップやパートタイムでマーケティングの経験をできるだけ積んできましたが、オーストラリアでは年齢関係なく経験した人、ポジションにぴったりな人が採用されるため、この一年できるだけのことはしたんだし、アプライし続けるのみだなと考えているからです!
私もHSP気質ということもあり、もちろん周りの友達はお仕事をしていて、卒業も近くなってきて焦りがないとは言い切れませんが、2年もの休学を決意して海外に行ったことは、自分の中でとても勇気を持って道を逸れた経験で、それがこのオーストラリアでの就活の支えになっているというか、「私は私のままでやり抜くぞ、このままでいいんだ。」と考えられているな。と思います!!
質問の的をいた答えになっているか不安ですが、何かNameさんにとってヒントになることがあれば嬉しいです!🙌
また、追加のご質問などがあればいつでも送ってくださいね!✨
ご丁寧なコメントありがとうございます!😭
帰国してからのこの1年間、特に10月以降は毎日しんどくて、焦って、楽しいことなんて全然無い!という日々を送っていました。その結果、留学の楽しさばかり思い出して、海外で学びたい、海外で働きたい、という思いが膨れ上がるようになってきて、、。それが逃げなのか、本心なのか、見極めもつかなくて。
このお返事を見る直前までも、5年卒で一旦働くことにチャレンジするか、休学するか留年させて6年卒にするか、ずっと病むように悩んでしまって泣きそうでした。
おそらく、上に挙げたどの道を選んでも、最終的には自分らしいキャリアのゴールに辿り着くのだろうな~、と楽観的な意見を頭の片隅には持ちつつも、持ち前の慎重さで「ちょっと待って!これじゃ後悔しそう!」とブレーキをかける自分が存在感放っていて😖
同じ大学で留学してきた友人たちは、なんだかんだ言いつつも就活頑張って、ちゃんと”いい会社”や機関に入っているのに、私だけが頑固に就活を毛嫌いしていたのかと思うと馬鹿だったのか?とも思って。同時に、
「留学行って価値観変わったのに、帰国したら結局元通り?」
「就活の枠に押し込められて、好きなように行動に移せない自分なに?結局いいところの正社員にならないと不安なんだ。」のように、
社会への反発心と社会に順応しておきたい不安が同時に襲ってきて、
就活やめるにも、休学選択するにも、どっちにも諦めがつかず、ぐだぐだと…
ただ立ち止まって毎日同じことを考え続けているだけでした。そんな自分が嫌なのに、現状を変えられない、諦めの悪い性格に、いい加減にしてくれ、、と困る悪循環。
(書けば書くほど悲惨ですね🥲)
悩んでいる原因の一部は年齢でもあります。
「海外への探究心が強く残ってて、知りたいと思っていることがあるのに、それを解決しきれないまま、とりあえずこんな業種ならいけるかな〜と社会人になってしまうのか?」という気持ちもある中、
「今後院進も視野に入っているし、大学留学の方がやりたいことな気がする…でもいつまで学んでるんだろう?どこまで知れたら納得するんだろう?」とも思います。周りを気にせずやりたいことやってたら、とっくに20代後半になっちゃうと思います笑
まあそんな生き方が一番良いのでしょうけどね…笑
これはお伝えしたいことですが、
こんなに思考をはっきり持っていて、想いに応じた行動を起こせているMisakiさんなら、世界のどこにいても大丈夫だと私は感じました!✨
これからも自信を持って、「休学する・ギャップイヤーを取ることは意義のあることなんだよ!」と胸を張って次の世代に伝えられるようなロールモデルになってほしいと願っています!🙇
吹っ切れたら、いつか海外で?お会いできたら嬉しいです😆